2021年11月1日に新規開業したばかりの「ヒルトン長崎」に宿泊してきましたので、朝食や客室、ジムと温浴施設、ランチビュッフェまでブログでレビューさせていただきます。
目次
概要
立地・アクセス
「ヒルトン長崎」は米ヒルトングループの国内19番目のホテルで、九州ではヒルトン福岡シーホークに次いで2番目のホテルとなります。長崎市が整備した「出島メッセ長崎」に隣接していて、長崎駅西口からホテルまで徒歩1分で行けます。専用の通路が設けてあるので雨の日でも濡れる心配がありません。
駐車場
ヒルトン長崎専用の駐車場はありませんが、宿泊者の方は隣接する駐車場を宿泊者料金で利用することが可能です。
- 1泊2,000円
- チェックイン当日の11時からチェックアウト日の15時まで滞在中は何度でも入出庫可能。
外観・内観
予約はHPCJからがお得
ヒルトン長崎は、HPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)の対象ホテルとなっています。HPCJとは、国内19のヒルトン系ホテルと韓国の2ホテルで利用できる会員プログラムで、ヒルトン系のホテルをよく利用されるなら入っておいて損はありません。
HPCJの特典
- 宿泊料金が25%オフ
- レストラン利用料金が最大20%オフ
- 入会時・更新時に10000円相当の利用券割引券進呈
- 初年度ヒルトン・オナーズ シルバーエリート進呈
客室
客室タイプ | ベッド | フロア | ㎡数 |
デラックスルーム | ツイン キング ダブルベッド2台 | 6階~9階 | 30㎡ |
プレアムルーム | キング | 6階~9階 | 36㎡ |
エグゼクティブデラックスルーム | ツイン キング ダブルベッド2台 | 10階~11階 | ー |
エグゼクティブデラックスコーナールーム | キング | 10階~11階 | 36㎡ |
デラックススイートルーム | キング | ー | 63㎡ |
プレミアムスイートルーム | キング | ー |
プレミアムキングルーム
今回はプレミアムキングルームを予約しました。
ヒルトンのアプリから事前にチェックインができて、お部屋を選ぶことができたのでプレミアムルームで最も高いフロアとなる9階の部屋を選ばせていただきました。
和のデザインを基調とした落ち着いたお部屋です。プレミアムルームは角部屋になるので、二面の窓ガラスになっているので、稲佐山側を選択されるのが眺望が良いかもしれません。
私は、ヒルトンオナーズのゴールドエリートですが、残念ながら今回はアップグレードは叶いませんでした。ただ、レイトチェックアウトをお願いしたところ、オープンしたばかりの最初の祝前日にもかかわらず、13時までを認めていただけてとてもありがたかったです。
エグゼクティブ デラックス ルーム ツイン
3回目の宿泊にしてついに念願のエグゼクティブフロアへアップグレードしていただけました。
基本的なデザインは同じですがコーヒーマシンが設置してありました。
眺望(長崎駅側)
朝になってカーテンを全開するととても開放的な角部屋でした。
11階建てのため、都会のホテルにみられるような超高層階からの眺望とはいきませんでしたが、そこは海と山に囲まれた長崎なので、お部屋の角度によっては稲佐山がみえたり、長崎港がみえたりと自然豊かな景色が楽しめると思います。
眺望(稲佐山側)
東側の客室からは、浦上川を挟んで稲佐山がみれます。夜は稲佐山展望台の電波塔がライトアップされて、とてもきれいでした。
水回り・アメニティ
やはりオープンしたばかりのホテルとあって、どこをとってもキレイで洗練されていました。ただ、いくつか物足りなかった点があったのも事実です。まず、エグゼクティブルームより下のお部屋にはエスプレッソマシーンが設置されていないこと。プレミアムルームでもコーヒー類は置いてありましたが、客室でゆっくりとコーヒータイムを楽しむにはエスプレッソマシーンがあるとなお良かったかなと思いました。また、事前に子供の添い寝を伝えていたにも関わらず、キッズアメニティが準備されていなかった点もちょっと残念でした。これは、オープンしたばかりの忙しさから準備するのを忘れてしまったのか、それともそもそもキッズアメニティが準備されていないのか、どちらかはわかりませんが今後の改善に期待したいところです。
キッズアメニティ(追記)
二度目の宿泊時に、ホテルスタッフのかたに問い合わせたとこと、キッズアメニティを用意してくださいました。しかも、バーバパパ仕様でした。スリッパと歯ブラシ、ウェットティッシュのセットでした。ただ、事前に準備されていたわけではなく、こちらからお願いして準備していただきましたので、必要な方はホテルスタッフに問い合わせてみられると良いかもしれません。
施設・レストラン
レストラン
ホテル内には4つのレストラン・バーがあります。私達が宿泊したときは、どのレストランも予約でいっぱいで満席状態でした。オープンしたばかりで話題性に加えて、コロナも落ち着いて、ホテルの稼働率も上がりつつあるのでご利用される際は事前の予約をおすすめします。
レストラン名 | ジャンル | 営業時間 | 場所 |
オールデイダイニングレストラン「ディ・バート」 | ビュッフェ | 朝食 7:00~10:00 ランチ 11:30~14:30 ディナー 17:30~22:00 | 2F |
チャイニーズレストラン「福海楼」 | 中華料理 | ランチ 11:30~14:30 ディナー 17:30~22:00 | 2F |
日本料理「瓊鶴海」 | 鉄板焼 天ぷら 寿司 | ランチ 11:30~14:30 ディナー 17:30~22:00 | 1F |
ラウンジ&バー「セブンシーズ」 | バー | ティータイム 11:00~18:00 バータイム 18:00~23:00 | 2F |
オールデイダイニングレストラン
「ディ・バート」チャイニーズレストラン「福海楼」 日本料理「瓊鶴海」 ラウンジ&バー「セブンシーズ」
朝食
朝食は2Fロビー横にあるディ・バートにて提供されます。ビュッフェスタイルで、子供にはキッズ用のプレートが用意されます。ハトシロールやパリパリ皿うどんなど長崎らしいメニューも見られました。
全体的に質も高く豊富なメニューで、とてもおいしくいただくことができました。ただ、メイン料理としてエッグベネディクトや目玉焼きなどの卵料理があっても良かったかなと思ったのは正直な感想です。
ランチビュッフェ
朝食会場と同じ「ディ・バート」でランチもいただいてきました。
- ランチ料金 平日¥3,200 土日¥3,800
- 営業時間 11:30~14:30
こちらの「ディ・バート」では、期間限定のヒルトンオナーズのエリート割引も適用されます。
- 会員・シルバー会員 10%割引
- ゴールド・ダイヤモンド会員 25%割引
さらには、長崎県民限定の観光促進事業「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」でいただけるクーポン券も利用可能です。
料理のメニューも豊富で、飽きることなくランチをご馳走にごちそうになれます。なんといっても、スイーツの種類が食べきれないほど豊富にあるので、アフタヌーンティーでなくても十分満足できるレベルです。とにかくコスパ抜群なので、ぜひとも割引期間中にご利用されることをお勧めします。
エグゼクティブ・ラウンジ
ラウンジは11Fの奥に設置されてあります。
エグゼクティブフロアの宿泊者とヒルトンダイヤモンドエリート会員のみが利用できます。
私はゴールドエリートですが、客室をエグゼクティブフロアへアップグレードしていただいたことによりアクセス可能となりました。客室のアップグレードによるラウンジアクセスはヒルトンオナーズの特徴でもあります。
- 朝食 06:30~10:00
- ティータイム 10:00~17:00
- カクテルタイム 17:00~19:00
オープンしたばかりのホテルとあって2Fの「ディ・バート」での朝食は少々混雑気味となりますが、こちらのラウンジは全く混んでおらず静かでした。そのおかげで、ゆっくりと朝食を取ることができました。内容的には、「ディ・バート」で提供されているものとほとんど同じでした。
今回の滞在では、残念ながら朝食のみしか利用することができなかったので、次回はティータイムとカクテルタイムを利用したいと思います。カクテルタイムが19時までとなっているのがちょっと残念ですね。
温浴施設・ジム
フィットネスジムと温浴施設は6Fの同じエリアに設置されており、エレベーターを降りて右に向かうと入り口があります。長い廊下を進むと、ジムと温浴施設にたどり着きます。
温浴施設・ジムへ向かう廊下 温浴施設の前にある待合所
温浴施設
温浴施設は、宿泊者専用となっており無料で利用できます。利用可時間帯は7:00~11:00、17:00~22:00となっています。今回、夜の時間帯に利用しようとしたら、混雑していたため利用不可でした。その為、お部屋のテレビで混雑状況を確認されてから温浴施設へ向かわれることをお勧めします。逆に朝の時間帯には、全く他のお客様はいらっしゃませんでしたので、ご利用されるなら朝の時間帯をお勧めします。
フィットネスジム
ジムは、ランニングマシン3台とエアロバイク1台、トレッキングマシン2台の他、バランスボールやウェイトマシン、ダンベルは2キロから30キロまで揃っています。朝の10時頃立ち寄った時には、私一人だったので快適にトレーニングできました。タオルや水もフィットネスジム内に用意してあるので部屋から持っていく必要はありません。
まとめ
今回宿泊させていただいた「ヒルトン長崎」は、新規開業ホテルとあってどこをとっても新しく清潔で期待通りとても心地よく滞在することができました。長崎新幹線開業を控えた長崎駅と直結していて、抜群の立地なので長崎観光の拠点となるのは間違ありません。オペレーションに不備が散見されたのは事実ですが、それを挽回しようとスタッフの方々の一生懸命さや丁寧に対応される姿勢が十分に感じ取れる、とてもお気に入りのホテルとなりました。
[…] […]